境内案内/九品山 浄土寺
浄土寺全景
浄土寺のあります大山(おおやま)は篠山市の北西部に位置し、里山と田園風景が織り成す自然豊かな土地柄です。お寺の南側は国道176号線、北側には十王堂山という里山があり、その山裾に、東から西へ細長く境内地が広がっています。(創建当時はこの十王堂山上に浄土寺はあったそうです。)
本堂前庭
境内東端の山門から、石畳の参道を挟んで北側が庫裏、南側に鎮守社、法然上人立像、戦没者慰霊碑、放生池と続き正面が本堂です。
南側が大きく開けた前庭は日当たりがよく、松やその他植栽した木々草木が季節ごとの風情でご参拝の皆様をお出迎えいたします。
本堂
浄土寺の本堂は、間口六間、奥行五間の入母屋欅造りで、度重なる火災によって詳細な資料等はほとんど残っておりませんが、今も往時の趣を伝える威風堂々した荘厳と、恥ずかしながら自負いたしております。
また本堂奥には、およそ十畳ほど広さの位牌堂があり、檀家の皆様よりお預かりしたお位牌を香具を絶やさず大切にお祀りさせていただいております。
庫裏
参道の北側は当寺の庫裏です。玄関や座敷、広間など、皆様がご参拝しやすいように、またご利用しやすいようにと常に心がけております。
玄関から入り、左へ進むと広間や座敷の間を抜け、本堂への渡り廊下となり、そのまま本堂へお上がりいただける造りです。
浄土寺霊園
本堂の西側にはおよそ700平米の浄土寺霊園が広がります。十王堂山を背景とし、南が広く開けているので明るく、また四季の移ろいを感じていただける、とてもお参りしやすい墓地です。中央には「浄土観音さま」の立像、また西端には「やすらぎの塔」を建立し、どちらも永代供養納骨をしていただけるようになっております。 (永代供養の詳細はコチラをご覧ください。)